プロバイオティクス

プロバイオティクス

プロバイオティクスの概念

プロバイオティクスとは、微生物(生菌)を摂取することで、それが宿主の腸内細菌叢に作用し、宿主に有益な働きをもたらせることアンチバイオティクス(抗生物質)に対比される概念です。
また、ヒトに良い影響を与える生きた微生物という意味でもあります。生きた乳酸菌やビフィズス菌がヒトや動物に有益な機能をもたらす、とも理解でき、まさにヨーグルトの摂取がヒトの健康に貢献することを裏付ける言葉となっています。

乳酸菌とビフィズス菌の違いは?

乳酸菌とは…

乳酸菌

1857年に、パスツールによって、アルコールが酸っぱくなる原因を調べていた研究の中で発見されました。1905年に、グリゴロフによって、ヨーグルトに、3種類の乳酸菌の存在が報告されました。1980年代には、4属で構成されていましたが、現在は、約20属で、それらの属には合計で約300菌種が含まれています。

【乳酸菌とビフィズス菌の分類(PDF)】

ビフィズス菌とは…

ビフィズス菌

1899年に、パスツール研究所のティシエによって乳児の糞便中より発見され、当初はBacillus bifidusとよばれました。その後、Bifidobacterium属という分類が確立され、その和称として「ビフィズス菌」という言葉が用いられています。


ヨーグルトのラベルに書いてある「菌株」って何?

乳酸菌やビフィズス菌の「菌株」とは、ヒトの「個人」やイヌの「個体」を指しています。ヒトやイヌも、個人ごとに能力や性格が違うことを考えれば、乳酸菌やビフィズス菌の効果が、菌株ごとに大きく異なり、その効果の大小や有無を、菌株レベルで論じることの必要性は、もっともです。

【生物の分類と「(菌)株」の位置づけについて(PDF)】

弊社で使用している乳酸菌やビフィズス菌にも、菌株名を記載することで、他社製品との区別を行っています。


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